1956年の山本嘉次郎監督による「暗黒街」に続く“暗黒街“ものの第2作。といってもストーリー的には何の関係もない。監督は以下3作にわたって岡本喜八が担当。この3作と「独立愚連隊」とで岡本は男性アクション監督の第一人者という評価が固まった。金融会社社長が射殺され、犯人は自動車で逃走した。その事件が迷宮入りになろうとする頃、暴力団・横光組の組員・竜太は、親分の横光に弟の峰夫がジャズ喫茶で歌うのをやめさせるように命じられた。実は金融会社社長殺しは横光の仕業であり、その時の車の運転をしていたのが峰夫だったからだ。しかし、峰夫は足を洗おうとしていた……。
“独立愚連隊”シリーズや“暗黒街”もので日本映画に新風を吹き込んだ名匠・岡本喜八監督のデビュー作。当時アイドル・スターであった雪村いづみを主演に据えた恋愛結婚に憧れる若い女性を描く風俗コメディで、そのテンポの速さが評判になった。衣装や装置も実にモダン。
李香兰从影20周年纪念作品。