田代玉吉は出版会社の社長で、家族は妻のみどり、長男の医大生雄吉、少々ひねくれ者だが自由奔放な次男信次、それに足のわるい娘のくみ子。女子大生倉本たか子は、くみ子の家庭教師であり彼女のアパートの隣室に、高木トミ子と一人息子の民夫が住んでいた。ある日、父の玉吉と話をしていた信次は、ふとしたことから自分が父と柳橋の芸者との間に出来た子であることを知った。数日後くみ子はたか子を誘ってある喫茶店に行った。彼女はくみ子の夢中になっているジャズシンガーが、民夫なのでびっくりした。正月の元旦、信次はたか子の話からトミ子が自分の実母であると感知して、アパートをたずねた。しかしトミ子は不在で、留守居の民夫は裕福そうな信次に反感を抱いて、彼を部屋に入れようとしなかった。母のみどりは信次のことを心配して、やさしく彼をなぐさめた。信次の心の中には、たか子への愛情が芽生えていたが...
A group of Japanese soldiers land in Chinese territory. They advance on a village ; one soldier, Norimoto, is killed in the attack, but the village is captured. Norimoto’s body is recovered and buried. Over the next two days, the soldiers advance inland. Two more soldiers, Naito and Takahashi, are injured. They remain behind to recover, but vow to catch up. Their comrades march on...
夕陽を浴びながら輸送船が航行して行く。その船内では、敵前上陸を前にして肉親に手紙を書く者、配給の酒を酌み交わす者、軍歌を歌う者・・・そのいずれもが緊張感を隠し切れなかった。第二分隊長玉井伍長(小杉)は部下の13名を集め、自分が倒れた時は坂上上等兵(井染)を分隊長にして戦うよう、後事を託して訓示を終えた。そして、小隊長山崎少尉(荒木)の発した上陸開始まで休めの言葉はあったが、眠りにつく兵隊は誰もいなかった。やがて、漆黒の中で輸送船は目的地に達した。小艇に乗り移った玉井伍長は、番号を呼称させて13名のいることを確認した。陸地を踏んだ兵隊達を待ち構えていたように、激しい敵の軽機関銃の音が響いた。泥の中に散った玉井隊は直ちに応戦の火蓋を切った。だが、艦砲の援護射撃や飛行機の爆撃も効果が無かった。中隊長の命令で後退の伝令が来た時、乗本一等兵(秋見)が敵弾に倒れ...
激戦を乗り越えた岡田部隊のもとに、本隊から敵陣の偵察命令が下った。部隊長の岡田は五人の兵士からなる斥候隊を組織し、敵の情報収集に向かわせた。五人は川の対岸に数多くの中国兵とトーチカなどを発見、部隊に戻ることにした。しかしすでに彼らは敵の部隊に取り囲まれていた。機銃掃射を受けながらも、五人はそれぞれその場を離れた。一人また一人と兵士たちが帰還したが、木口一等兵だけが戻らない。そんな中、本部から明朝敵陣を占拠せよという命令が下った。
歌手藤村芳雄的崛起与没落。藤村在从欧洲回国的船上为下层阶级的乘客表演,并与爱上他的女仆绫子一起旅行。他们抵达日本后,一位正在与头等舱著名男高音会面的社交女性大村夏江被藤村吸引。夏江将藤村介绍给经纪人,并在他的指导下演唱了热门歌曲《故乡》。随着名气渐浓,藤村无视绫子,与夏江和她的社交界朋友过着上流社会的生活。
The rise and fall of a singer Yoshio Fujimura. Fujimura entertains the lower class passengers on the ship home from Europe, and is traveling with Ayako, a maid who had fallen in love with him. On their arrival in Japan, a society woman, Natsue Omura, who is meeting a famous tenor from the first class, is attracted to Fujimura. Natsue introduces Fujimura to an agent and, under his guidance, sings the song 'Furusato' which becomes a hit. As he becomes famous, Fujimura ignores Ayako and lives the high life with Natsue and her society friends.
入院している味岡道代の見舞いで、芝令子と小河内まゆみは数年ぶりに偶然会った。大学教授夫人の道代は二人を羨望したが、富豪の実業家に嫁いだ令子も、子供二人を抱えながら建築ブローカーをやっているまゆみも、心の隅にわびしい魂の飢えを感じていた。数日前、令子はお茶会の席で、自分をみつめる青年紳士・立花烈に動揺を感じた。建築界を牛耳る五十男の夫・直吉は、自分を金のかからない秘書、娼婦としか考えてくれず不満だったが、令子は貞淑な妻として立花の気持に冷ややかに対応した。立花は財閥の分家の跡とりで、女に大変なドン・ファンぶりを発揮していたが、令子には真剣だった。愛人との関係を断つことを決心した立花は、やがて令子のいるところにいつも現れた。一方、小河内まゆみは、出版会社の部長で病妻持ちの下妻と十年来の間柄であったが、彼の求愛をさけていた。しかし二人の子供は、まゆみと下妻...
戦争未亡人として遺児を育てる小夜子は、ふと在りし日の夫・真一との想い出の日々を回想していく。学生時代の出会いや交際を反対する親との確執、そして押し寄せる戦争の波……。
人生劇場 青春編
An early example of the Japanese war film, closer to documentary realism than the kind of propaganda produced at the height of the Pacific War. "A company commander calls on five men. They are to reconnoiter, but on their way they are attacked. Only four of them return. While his companions mourn the fifth straggles back. Soon after comes the order to move out for a general attack. The men know that this time there will be no returning." (Donald Richie)