《家に帰る途中、怪物に捕まったお姫様は、その怪物の館でずっと閉じ込められていた》それは、少女がクレヨンで描いた絵本の物語…《怪物は毎日お姫様をいじめたが、彼女はいつかきっと素敵な王子様が助けに来ると信じ、我慢した…》 大人になった少女のミカヨ(涼川絢音)を殺し屋の元締めシズエ(ほたる)の息子タカシが突き上げる。しかし彼女は、平然とスケッチブックに絵を描き続けた。そして、絵本の顔に紫色のクレヨンを塗りたくると、その顔は物語の怪物になっていた…。一方テレビからは、ニュースレポーターの女が、『18年前、当時小学一年生の佐藤ミカヨさんが下校途中に忽然と姿を消し、未だに未解決の事件』だと語っていたのだが…
まだ薄暗い早朝の海。人気のない砂浜。若い女が波打ち際をフラフラと歩き、やがて海に向かって歩いて行く。
ウェットスーツ姿のミカヨが、魚突き用のヤスを手に海から上がってくる。腰に巻いたストリンガーには奇妙な形をした魚がぶらさがっている。人面のようなグロテスクな魚だ。その後砂浜で弁当を食べていたミカヨは、波打ち際で釣り竿を手にした中年男・吉井が歩いているのに気づく。吉井は彼女に気を止めず、砂浜の端の洞窟へと歩いてゆく。
夜。ミカヨと夫・準一が寝室でセックスしている。夫婦は妊活中だった。
翌日。町外れの巨大廃墟群。作業服姿の淳一、吉井、三沢やその他数名の作業員が、地雷探知機を手に歩き回っている。すると、準一の探知機から警報音が響いた。
6年前。吉井が帰宅すると、妻・恵美子が浮気相手の男と一緒に風呂に入っていた。吉井が恵美子を問い詰めると、その静かなる剣幕に相...
「ジャンク」「デスファイル」シリーズの三枝進監督が20年ぶりに手掛けたホラー。チャットで知り合った彩、希、茜は、ある廃墟で“ひとりかくれんぼ”という名の降霊術を遊び半分で行う。その途中、何かに取り憑かれた希は無残な死を遂げ…。
ココロもカラダも癒して差しあげます。せめて今夜は全てを忘れ、私に甘えてくださいね。様々な悩みを抱える男たちをクライアントに、家族の一員のように心や体のケアを親身に行うカウンセラーの女たちが孤軍奮闘する姿を描いたエロスドラマ。
看護師の志保(凉川絢音)は、恋人の健二(櫻井拓也)にアブノーマルなセックスを求めて口論になり、健二は部屋を出て行ってしまった。キャバ嬢・智代(夏希みなみ)は、出勤途中にホームレスから声をかけられ足を止めると、そこには十年前に借金を残し、家族を捨て出て行った父・隆行(内藤忠司)がいた。OLの夕子(工藤翔子)は不倫していた上司・近藤(貴山侑哉)の幼子を拉致し、公園で途方に暮れていた。そんな三人のワケあり女たちが、偶然出会い意気投合した。やけくそ気味の彼女たちは、智代の願望である「一晩で100人斬り」達成のために協力しあう事になるのだが…
長年フリーターのカズオは、トシエ(月本愛)という看護師の恋人ができた事をきっかけに、不動産会社への就職も決まり、トシエを紹介するべく母を東京に呼ぼうとする。しかし、勤務先の社長とトシエの浮気現場を目撃してしまい、彼女と別れると同時に会社も辞めしまった。荒んだ気持ちのまま、スナック《ひまわり》に入ったカズオは、ホステスのミカヨ(涼川絢音)に目を奪われる。屈託無い表情で笑顔を絶やさない彼女は、まるで天使の様だった。しかしミカヨには軽い知的障害があり、店のママ・アケミ(黒木歩)がさりげなくサポートしていたが…
南の島。白い砂浜とコバルトブルーの海。波打ち際に若い女と中年の男女が倒れている。やがて若い女だけがフラフラと立ち上がり、歩き出した。
さとうきび畑の側道を歩いているミカヨ。土煙をあげてやって来たセダンが停まり、運転していた高橋は頭から血を流している彼女に声を掛ける。ミカヨは無視して歩いてゆく。高橋は再び車を走らせるとミカヨを轢いた。車を畑に停め、気絶しているミカヨを犯す高橋。意識を取り戻し、激しく抵抗するミカヨ。事を終えた高橋のセダンはミカヨを置いて走り去る。空き地をフラフラと歩くミカヨは力尽きて倒れた。
都心の高級住宅街。ミカヨとシズエの母娘がタワーマンションの部屋を訪れる。ミカヨは三沢を紹介され、実の父と思っていいと告げられる。その夜、夫婦の寝室ではシズエと三沢がセックスしていた。ベッドに横たわり、瞬きもせず天井を見つめるミカヨの耳にその声が漏れ...