『プ』は、1995年に山崎幹夫監督、佐藤浩市主演で制作された日本映画。架空の島を舞台に不思議な物語が展開するファンタジーである。撮影は北海道夕張市周辺を中心に行われた。
シリーズ2作目では、さらに多重露光を試みた。川辺でイアリングをはずして投げ込むシーンは『泥のなかで生まれた』と重複している。
1、2、3のところの解説にもはや付け足すものはない。第4作目。
ずっとラ・カメラでの上映会をおこなっている時期なので、月に一度は会っている。そんななかで立ちあらわれてくるのは「東京」という主題と「物語」という主題だろうか。
子どもの頃、近所でライオンを飼っていた店があったというのはまったく本当の話。そのライオンが近ごろ自分の夢の中に登場する。気になる。母親にインタビューしたり、30年前のその場所を再訪したりする。もはやかつての面影などまるで残っていない街。
夢の中に出てくるライオンは、その背中に女神さまを乗せている。あきらかにそれはヒンドゥー教のドゥルガー女神さまだ。今度はインドの神様ポスターや。インド映画の一シーン、さらにはファミコンゲーム画面を引用して、夢のイメージの出所を語る。
最後に少年時代の自分(横井俊太郎)が現れ、今の私に「ライオン、どこいっちゃったの?」としつこく聞く。私は「おとなになった君の夢の中でまた会えるよ」と言う。
タイトルはこの映像についている音楽の題。この音楽をつくった人から映像をつけてほしいと依頼され、すべて8ミリ素材の映像を編集してつくったもの。音楽と映像とが五分五分の関係でお互いを補完し合って叙情的気分を醸し出すことを狙いとした。ノンリニア編集をしたわけだが、映像へのエフェクトはできるだけ加えないように気をつけた。